ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋するおじさんの記録

石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~ に行ってきました【その7】

梨華ちゃんと弓桁朱琴ちゃんのコラボイベント

M-line club公式サイトのスクリーンショット
M-line club公式サイト(アップフロントクリエイト)のチケット当落画面より

 7月15日に、『エムハロイベント vol.11 ~石川梨華×モーニング娘。'26 弓桁朱琴*1~』のチケット当落発表がありまして、なんと当選しました! やったー! わーい! でもそのあと「FC2次受付のお知らせ」があったから、落選した人は一人もいなかったものと思われます。まあ、それはそうでしょう。だって8月20日(木)はド平日ですもの。いちおう、夏休みやお盆休みの期間ではあるんだろうけど、世の中そんなにのんびり休める人ばかりではありません。というわけで、ファンクラブで2次受付をしておりますので、弓桁朱琴ちゃんや梨華ちゃんが好きな人はもちろん、現在モーニング娘。のファンの方々や、かつてモーニング娘。を愛していた皆さんは、ぜひお申し込みください。ただ、イベント開催日の8月20日は、祝日でも何でもないド平日ですので、その点はお気をつけください。申込期間は、2026年7月15日(水)17時~7月20日(月祝)23時です。

 それでは、梨華ちゃん41歳のバースデーイベント日記の続きを書いていきます。

梨華ちゃんに優しくホイミしてあげたい

 お手洗いという名のお花畑で、ピンク色のチューリップを摘んで自分の席(4列目の左端)に戻ってくると、僕はステージの上を眺めました。まだ開演前なので、そこには誰もいません。奥のスクリーンには、Canva*2で急ごしらえしたかのようなイベント画像が映し出されていました。「同じCanvaなら、僕が作ったイベント画像のほうが良いのではなかろうか」と失礼ながら思ってしまいました。

右側に「石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~」の文字が書かれ、左側には鉛筆で描いた石川梨華ちゃんの人物画が置かれている

 これが、僕がCanvaで作成したイベント画像です。会場のスクリーンに映っていた画像は、撮影禁止だったから示すことができないけれど、わりと簡素なものでした。もうちょっと愛を込めて作ってくれてもいいんじゃないかしら、と思いました。まあ、僕が愛を込めすぎているから、愛がないように見えるだけで、スタッフは真剣に作っているのかもしれないけど。僕の場合は、愛というよりはむしろ情念に近いかもしれませんね。左側の鉛筆画を見ていると、自分でもそのように感じます。だけど梨華ちゃん、怖がらないで! この絵からは、愛というよりはむしろ情念を感じるかもしれないけど、怖がらないで! 僕は悪いホイミスライムじゃないんだよう…! ぷるぷるっ。僕は梨華ちゃんにホイミをしたいのです。触手で引っぱたくなんてとんでもない! 触手をかざして、優しくホイミをしてあげたいんです。梨華ちゃんの心を癒やしてあげたいんです。梨華ちゃんを癒やしたい気持ちが強すぎて、情念のように感じてしまうだけなんです。だからね、怖がらなくていいんだよ。本当に。

石川梨華ちゃんのガチ恋オタクの部屋の壁の写真。梨華ちゃんのポスター2枚の右側に、ホイミスライムのぬいぐるみが吊り下げられている
ふっち君(46歳)の部屋の壁です。左上は『石川梨華カレンダー2014-2015』、左下は『美勇伝カレンダー2006』(いずれもアップフロントグループの公式グッズ)。右下はホイミスライムのぬいぐるみ。梨華ちゃんにホイミしてあげたい!

*1:「ゆみげた あこ」と読みます。2023年5月にモーニング娘。に加入。

*2:「キャンバ」と読む。無料でも使える画像作成サイトで、僕はよく利用しています。

石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~ に行ってきました【その6】

梨華ちゃんに恋人ができたって、結婚したって、それは変わらない

チューリップのピンク色の花々が青空の下で咲き誇っているイラスト

 梨華ちゃんの2L生写真4枚セットをグッズ売り場で購入した僕は、自分の座席に向かってしずしずと歩きます。座席番号は、D列1番。前から4列目のいちばん左の席です。通路沿いの席は、ライブ中に激しくダンスするオタクにとっては神席らしいのですが、ライブ中に身体をゆらゆらさせるだけの僕にとっても、じつは神席です。なんとなれば、いつでもすぐにお手洗いに行くことができるからです。ここ数年の僕は歳のせいかお小水が近いため、トイレに行きやすい席かどうかはかなり重要なのです。

 しかし、通路沿いの神席とは言え、公演中にそういう状況にならないに越したことはありません。僕はおもむろに立ち上がり、開演前にお花を摘みに行きました。その途中で、トップオタ*1のヒッシー会長に会いました。いや、正確に言えば、会長のすぐ近くを通りました。ヒッシー会長が誰かお知り合いに笑顔で挨拶しているとき、トイレへ向かう僕がちょうど2人の間を通ったため、ヒッシー会長が僕に挨拶をしているような格好になり、僕も微笑を浮かべて頭を下げつつそこを通り抜け、お花畑へと向かいました。「ヒッシー会長がお元気そうでよかったなあ…!」と思いながら*2、僕はピンク色をした可愛いチューリップをひとつ摘みました。その花のピンク色は、2017年5月4日にヒッシー会長から手渡されたサイリウムのことを、僕に思い出させました。

 原宿駅の近くに、『ラドンナ』という、ライブステージのあるお洒落な飲食店があります。僕はその日、梨華ちゃんのカジュアルディナーショーに参加するために『ラドンナ』へ向かうと、入口の前にヒッシー会長が立っていました。会長は僕に声をかけ、ピンク色のサイリウムを1本とメモ用紙を手渡します。僕は「ヒッシー会長だ」と思いつつも、「ヒッシー会長ですよね? お疲れさまです」とは言わず、微笑を浮かべて「ありがとうございます…!」と言いました。メモ用紙には、梨華ちゃんの結婚をみんなでお祝いしましょう! という趣旨のことが書かれています。そうです。このディナーショーは、梨華ちゃんが結婚したあとの初めてのイベントだったのです。*3

メッセージが書かれたピンク色の紙と、りかうさのアクリルキーホルダーが写っている
梨華ちゃんファンの有志の人たちが作成し、サイリウムとともに配ってくれたメッセージ用紙。右にあるのは梨華ちゃんがデザインした「りかうさ」のアクリルキーホルダー

 僕はこのサプライズを企画したオタクのみなさんの愛情に胸を打たれました。でも、複雑な気持ちにもなりました。なぜなら、僕はまだ梨華ちゃんの結婚を心から祝福できるような精神状態ではなかったからです。梨華ちゃんが結婚してから2か月弱しか経っておらず、まだ心の整理がついてはいなかったのです、まったくと言っていいほどに。なんなら、梨華ちゃんが結婚して9年以上経った今でも、心の中はいささか混沌としています。梨華ちゃんに面と向かって、一対一で、「結婚おめでとう」と伝えたことは未だに一度もありません。*4

 しかしながら僕は、このカジュアルディナーショーにおいて、サプライズ祝福をボイコットすることはなかった。心に巣食っている闇はとりあえず電子ジャーに入れて封印し、ほかのオタクたちとともにピンク色のサイリウムを灯し、みんなと声を合わせて「梨華ちゃん、結婚おめでとう!」と笑顔で言いました。このサプライズは大成功しました。梨華ちゃんは突然の祝福に、驚き、喜び、涙をあふれさせていました。その瞳には、ピンク色の光がきらめいていました。梨華ちゃんは涙をぬぐいながら、私が結婚したらファンの人たちが離れていくことを覚悟していた、という趣旨のことを言っていました*5。実際に、少なくない数のファンが離れていっただろうと思います。しかしそんな中で、離れるどころか盛大に祝福してくれるファンたちが、こんなにも多くいたことは、梨華ちゃんにとってとても嬉しかっただろうし、心強かっただろうし、深い安堵が身体中に広がっていっただろうと推測します。

 ピンク色のサイリウムの花々、慈愛に満ちたファンの人たちの笑顔、梨華ちゃんの瞳にかがやく涙。それは、言葉にできないくらい美しい、胸を震わせるような光景でした。僕の心の中の奥のほう、お札を貼られた電子ジャーの中には、依然として黒々とした闇が渦巻いていたけれども、僕は「これでいいんだ」と思いました。「梨華ちゃんが幸せで、笑顔でいること。穏やかで、安らかな心でいること。それは、僕が心から望んでいたことのひとつじゃないか」と。

 そのあと、我々オタクたちと梨華ちゃんは、2ショットポラロイド写真の撮影と握手をおこないました。多くのオタクは、梨華ちゃんに一対一で「結婚おめでとう」と言っただろうと思います。でも僕はそこまではできなかった。梨華ちゃんと握手をしながら微笑を浮かべ、「梨華ちゃん、今日は楽しかったです。またね!」みたいなことを言うのが精いっぱいでした。梨華ちゃんは、可愛らしく笑っていました。その笑顔を見たとき、「ああ、僕は梨華ちゃんのことが大好きだ」と思いました。「梨華ちゃんに恋人ができたって、結婚したって、それは変わらないんだ」と。以前の日記でも書いたように、僕はその後、梨華ちゃんに夢の中で「結婚おめでとう」と告げることができました。いつか、自分の心の中の混沌が凪いで、梨華ちゃんに面と向かって一対一で、笑顔で「結婚おめでとう」と言える日が来たらいいな、と思っています。

*1:その界隈で最も強いオタクに与えられる称号。

*2:ヒッシー会長はかなりお年を召しておられます。

*3:梨華ちゃんは2017年3月13日に結婚し、同年5月4日にカジュアルディナーショーを開催した。

*4:梨華ちゃんの公式ブログには、結婚が発表された当日、祝福のコメントを投稿しました。それは梨華ちゃんが結婚する前に書いておいたので、コピー&ペーストするだけであり、それほど苦しくはなかったです。

*5:という記憶があります。もし違ったらすみません。

石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~ に行ってきました【その5】

梨華ちゃんは僕の本名を覚えてしまったかもしれない

 前回のレポートで、会場のグッズ売り場において僕は、1万5,000円くらいする大きな写真(梨華ちゃんが直筆でサインして購入者の名前も書いてくれる)を買わなかった、という話をしました。購入しなかった理由のひとつは、いちじるしい物価高などによるお財布の心もとなさであったのだけど、梨華ちゃんの直筆サイン入り生写真をすでに所有していることも、その理由のひとつでした。

 僕はM-line club*1の通販で、梨華ちゃんの目覚まし時計を買ったことがあり、そのときに抽選で梨華ちゃんの直筆サイン入り生写真が当たったのです。しかも僕の名前も書いてあって、とても感動しました。また、梨華ちゃんの壁掛け時計を買ったこともあり、そのときにも抽選で直筆サイン入り生写真が当選しました。そこにはやはり僕のフルネームが書いてあり、すこぶる感動しました。抽選で5名*2しか当たらないのに、短い期間に2回も当選したことで、「この梨華ちゃんグッズを買った人そのものが少なかったのでは?」と思ってしまったのは内緒です。梨華ちゃんには言わないでくださいね。

石川梨華ちゃんの目覚まし時計の写真
梨華ちゃんの目覚まし時計
石川梨華ちゃんの掛け時計の写真
梨華ちゃんの掛け時計。いずれもアップフロントクリエイトの公式グッズ

 僕は今でもたびたびその直筆サイン入り生写真をアルバムから取り出してしばらく眺めるのですが、梨華ちゃんの文字を見ていると、とても心がぽかぽかしてきます。なぜなら、ものすごく丁寧に書かれているからです。「梨華ちゃんは、僕のことが好きなんじゃないかな?」と思ってしまうくらいに。梨華ちゃんの真面目さ、誠実さ、優しさ、愛情がにじみ出ている、とても魅力的な、愛らしい文字たちです。梨華ちゃんが、僕のフルネームを見ながら、間違えないように、一文字一文字、心を込めて書いている様子を、あざやかに思い描くことができる、そんな文字たちです。

石川梨華ちゃんの直筆サイン入り生写真2枚が写っている
梨華ちゃんの直筆サイン入り2L生写真(アップフロントクリエイト)

 目覚まし時計の生写真には、「田中太志さんへ ちゃんと起きてね♡」と書いてあり、掛け時計の生写真には、「田中太志さんへ この掛け時計でハッピーに過ごしてね!」と書かれています。ハートマークが付いているってことは、やっぱり僕のことが好きなのかもしれません、異性として。まあそれは置いといて、僕がこのようにネットで本名を丸出しにしているのには、いくつか理由があります。

 一つ目の理由は、梨華ちゃんが本名・顔出しで堂々と活動している*3のに、僕は名前も顔も出さないというのは、表現をする人間としてフェアじゃないだろうと思うからです。二つ目は、自分がネットで発信する文章や動画に対して、しっかりと責任を持ちたいからです。

 三つ目の理由は、自分の名前も顔も肩書も開示していれば、他者に対して危害を加えるような言動を自制するだろうと考えるからです。インターネット上にある誹謗中傷的な投稿のほとんどは、匿名の、顔の見えない人々によってなされています*4。その人間がもし、本名も顔も、現実世界の肩書も出してSNSなどをやっていたら、おそらくそのような攻撃的な投稿はしなかっただろうし、訴えられたりすることもなかったでしょう。それでも他者を攻撃する人はいるだろうけど、きわめて少数派だと思います。つまり、本名と顔を出して活動することは、他者と自分を守るための強い抑止力となるのです。

 四つ目の理由は、梨華ちゃんが二度も自らの手で、丁寧に僕のフルネームを書いたことで、梨華ちゃんは僕の本名を覚えてしまったかもしれないからです。もしも梨華ちゃんがエゴサーチ*5をしていて、このブログや、YouTubeチャンネル『ガチ恋おじさんふちりんのゆるふわな日常』に辿りついたとき、「田中太志」という文字列を目にしたら、「あれ…? 私のことが好き過ぎるこの人の名前、どこかで見たことがある…。それどころか、書いたこともあるような…。あ! そうだわ! 私の目覚まし時計か何かの特典で、2L生写真にこの人の名前を書いたのだわ! この田中さんという人は、今でも私のことをこんなにも好きでいてくれてるのね…。ああ、なんだか、変な気持ちがするわ…。胸のあたりがざわざわするわ…。これはもしかして、恋なのかしら…? いけない! 私は結婚しているのよ! 子供も2人いるのよ! 他の人を、しかも私のファンの人を好きになってしまうなんて、そんなのはいけないわ…! 絶対にいけないことだわ…! ああ、でも…!」ということになるかもしれません。

*1:「エムラインクラブ」と読む。モーニング娘。の卒業生など、ハロプロのOGが所属するグループ。僕はそのファンクラブ会員です。

*2:10名だったかもしれません。

*3:厳密に言えば、現在の梨華ちゃんは旧姓で活動しているわけだけど、本名みたいなものです。

*4:僕はSNSなどをする中で、言葉のナイフで心を刺し貫かれたことが何度もありますが、僕の心を刺した人間の95%くらいは、顔も名前も分からない人々でした。

*5:Google検索やSNSで、自分の名前を入力して検索すること。梨華ちゃんはファンクラブイベントで、私はよくエゴサをしている、と語っていました。

石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~ に行ってきました【その4】

梨華ちゃん! いつも最高級のときめきをありがとう!

渋谷シダックスカルチャーホールの入っている大きなビルの写真
会場のシダックスカルチャーホールはこのビルの8階にある

 銀色に輝く未来的なビルの8階に、我々3人の梨華ちゃんヲタは到着しました。僕らは「オタクは推しメンに似る」の格言どおり、それぞれ梨華ちゃんによく似ていた(真面目さや礼儀正しさにおいて)けれど、友達でも知り合いでもなかったので、エレベーターを降りるとバラバラになり、受付の列へと向かいました。僕は列に並びながら、入場に必要な「3点セット」を用意します。チケット当選メール、M-line club*1のデジタル会員証、マイナンバーカード。それらを係の人に提示し、中へ進むと、梨華ちゃんの物販が見えてきました。しかしもちろん、そこに梨華ちゃんの姿はありません。無表情の女性スタッフが、事務的に梨華ちゃんグッズを販売しています。僕はふと、「梨華ちゃんが物販にいたら楽しいんだけどなあ…」と思いました。SATOYAMAのイベントのときみたいに。

 SATOYAMAは、里や山の自然を大切にする感じのイベントで、ハロプロのメンバーやOGが会場のいろいろな場所に姿を現しました。そのたびに、「あっちに〇〇ちゃんが降臨したらしいぞ!」とか言ってオタクたちが小走りで大移動していて、面白かったです。当時の僕はそこまで必死じゃなかったので、のんびり歩いて移動していました。梨華ちゃんが降臨したときでさえも。あのときは、梨華ちゃんの姿を我々と同じ地平で見ることができて、いたく感動しました。僕が梨華ちゃんの美貌に目が釘付けになっていると、近くにいた見知らぬオタク氏2人組が、「あの梨華ちゃんヲタ、誰だっけ? ふっち君だっけ? ここに来ているかなあ。来ていたら狂喜乱舞するんじゃないかなあ」という趣旨のことを話しているのが聞こえて、「ふっち君なら、ここにいるぜぇ!」と心の中で叫んだことが、とても懐かしく思い出されます。

 あの2人のオタク氏も、まさかふっち君が自分のすぐ近くにいるなんて、思ってなかったでしょうね。それは迂闊というものですよ。僕はストーカー行為は決してしないけれど、梨華ちゃんのいるところにはどこでも行く男ですよ。2万円もするディナーショーや、10万円以上するファンクラブツアーをべつにすればね。僕はサステイナブルなガチ恋活動をしたいと、つねづね考えているので、経済的な余裕がないときにそのような無理はしません。だからこの日の物販でも、「石川梨華2L生写真4枚セット」(税込1,200円)をひとつしか購入しませんでした。本当は1万5,000円くらいする、梨華ちゃん直筆サイン入りの大きな写真が、喉から手が出るほど欲しかったです。しかしながら、長引きすぎる不況とヤバすぎる物価高により、お財布が危機に瀕していたのでそれは辛抱しました。梨華ちゃんもきっと、ファンの人たちに無理をしてまで大きな写真を買ってほしくはないでしょう。梨華ちゃんはとても優しい人だから。

 けれど、もしもさっきの願望のように梨華ちゃんが物販にいたら僕は、無理をしてしまうかもしれません。僕が物販で「梨華ちゃんこんにちは。え~と、石川梨華2L生写真4枚セットをひとつください」と告げたら、梨華ちゃんは「え? それだけでいいの…?」と悲しそうな顔をするかもしれない。そうしたら僕は、「梨華ちゃん! そんなわけないじゃないですか! ギャグですよ、ギャグ! もちろん全部ください! その、1万5,000円するやつも含めてね!」と言ってしまうかもしれない。そうしたら梨華ちゃんは「え、全部!? 大丈夫なの? 無理してない?」と確認するでしょう。とても優しい人だから。僕は「ぜんぜん、無理なんてしてないよ! この日のためにお金を貯めておいたんだ。だから大丈夫。心配しなくていいんだよ」と言うでしょう。すると梨華ちゃんは「そうなんだ。本当にありがとう。すごく嬉しい…! 直筆サイン、心を込めて書くからね。大切にしてね」と言い、にっこり笑うでしょう。その可愛らしい笑顔を見た僕は、筆舌に尽くしがたい幸福に包まれ、梨華ちゃんがサインした写真を天国まで(あるいは地獄まで)持っていくことを決意するでしょう。

 しかしもちろん、僕は完全に無理をしていたのであり、そのあと日常生活が立ちゆかなくなり、タチの悪い消費者金融に手を出してしまい、人生が破滅していくかもしれません。そのことを知ったら、責任感の強い梨華ちゃんは「ああ、私のせいだわ。私のせいでふっち君は人生が破滅してしまったのだわ…」と自分を責めることでしょう。結局はこのように、僕も梨華ちゃんも不幸になる可能性がけっこうあると思います。なのでやっぱり、梨華ちゃんは物販に立たないほうがいいかもしれません。

 梨華ちゃん本人のいないグッズ売り場で、僕は「石川梨華2L生写真4枚セット」について、無表情の女性スタッフと売買契約を締結し、PayPayで1,200円の債務を履行し、梨華ちゃんの生写真4枚を受け取り、ショルダーバッグの中に入れました。そのときに梨華ちゃんの「ファンの皆さまへ♡ LOVE! いつもありがとう♡」という可愛らしい文字がちらっと目に入り、「梨華ちゃん! 僕だって梨華ちゃんのことLOVEだよ! こちらこそいつも、最高級のときめきをありがとう! 梨華ちゃん大好き!」と心の中で叫びました。きっとそのときの僕は、無意識のうちに、さぞかしみっともないニヤニヤ笑いを浮かべていたことでしょう。

石川梨華ちゃんの2L生写真4枚セット
石川梨華2L生写真4枚セット(アップフロントクリエイト)。梨華ちゃん可愛すぎる…! 大好き!

*1:モーニング娘。の卒業生など、ハロプロのOGが所属しているグループ。「エムラインクラブ」と読む。僕はそのファンクラブに加入している。梨華ちゃんのイベントは年に2~3回しかないけれど…。

石川梨華バースデーイベント2026 ~Love Revolution 41♡~ に行ってきました【その3】

身だしなみを最高レベルまで整える

 みなさんこんばんは、ふっち君(46歳)です。7月3日の夜、メールチェックをしていたら、M-line club*1からのメールで知りました。今年1月17日のバースデーイベントぶりに、梨華ちゃんのファンクラブイベントが開催されることを。そのタイトルは『エムハロイベント vol.11 ~石川梨華×モーニング娘。'26 弓桁朱琴*2~』。最近の僕は、梨華ちゃんのことが半端じゃなく好きで、毎日梨華ちゃんの写真集を眺めては「梨華ちゃん可愛い…! 大好き!」と語りかけているほどなので、言葉にならないほど嬉しかったです。胸が締め付けられるようになって、少し泣きました。SNSによくある誇張表現(「~で泣いちゃった」など)ではなく、本当に涙が出てきました。

M-line clubの公式ホームページのスクリーンショット
M-line clubの公式ホームページ(アップフロントクリエイト)より引用

 梨華ちゃんへの想いがいちじるしく高揚してきた僕は、居ても立ってもいられず、しばらくのあいだ、自室の中を歩き回りながら、「ああ…! 梨華ちゃんに会えるなんて…! こんなに嬉しいことはない…!」などと言って身もだえしていました。そのあと、ワールドカップの録画を見始めたのだけど、試合の内容がほとんど頭に入ってこなかった。梨華ちゃんのことばかり、僕の頭には浮かんできてしまうのです。僕はサッカーが大好きなのに、その試合がどの国とどの国の対戦であったかすら、今では思い出すことができません。記憶を呼び起こそうとしても、梨華ちゃんの可愛い笑顔やセクシーな水着姿ばかりが脳内に立ち現れてきます。そして僕はその脳内の梨華ちゃんに向かって「ああ、梨華ちゃん! 可愛すぎる! 大好き…!」と語りかけるのでした。

 イベントの開催を知ってから数時間が経過し、やっと気持ちが落ち着いてきた僕は、さっそくチケットの申し込みに取り掛かったのですが、なにやら新しい販売システムが導入されているらしく、『MOALA』という初めて目にする文字列のサイトでアカウントを登録しなければならないようでした。『MOALA』なる謎のサイトによる電子チケット(顔認証つき)が、今後のファンクラブイベントでは必須となる模様であり、僕は率直に「めんどくせえ!」と思いました。それだけでなく、実際に「めんどくせえ!」と声に出してしまいました。説明書きをパッと見ただけでも、それほどにめんどうだったのです。

 実際に『MOALA』のアカウントを作成し、スマホで自分の顔を撮影し、M-line clubと連携させる作業を行ないながら、「なんでこんな作業を、僕は強いられなきゃいけないんだろう?」と思いました。転売対策や人件費削減を意図しているのだろうけど、何でもかんでもデジタルにすればいい、というものじゃないでしょう。世の中にはデジタルに疎い人も数多くいるんです。梨華ちゃんのファンには年配の方も多いですから、この作業に困難を覚える人も一定数いるだろうと思います。そういう人々を切り捨てるようなシステムにしていくことに、僕は賛同できません。

 また、運営さんは「MOALAのアカウントで顔写真を登録する」と簡単に言いますけれど、これは相当な時間と気力を要する作業です。なぜなら、証明写真のようなものを撮影するときには、できるだけ美しい自分で写りたいのが人情であり、身だしなみを最高レベルまで整える必要があるからです。多くの人はそうだと思います。僕もそうだったから、「身だしなみを整えるのめんどくせえ!」と強く思ったし、実際に口に出しました。石川梨華ちゃんとデートに行くわけでもないのに、僕はそれくらいのレベルで顔や髪の毛、服装をととのえ、自室で撮影しようとしたところ、照明の加減が難しくて上手くいきません。そこで僕はわざわざ家の外に出て、建物の壁ぎわに立ち、自然光のもとで自撮りをしました。「もしかしたら、梨華ちゃんもこの写真を見るのかもしれない…!」と思い、レフ板の代わりにスケッチブックを胸元で広げることまでしました。

 そこまでしたにもかかわらず、僕の自撮り画像はあまりカッコよくなかったので落ち込みました。「こんな顔じゃあ、可愛すぎる梨華ちゃんとは釣り合わないよな…」と思って。M-line clubの運営さん、おわかりいただけたでしょうか? 人間に顔写真を登録させるというのは、こういうことなんです。かなりの時間と気力が費やされる上に、自分の写真を見て落ち込んだりもするのです。「顔写真を登録する」という一言で済むような話では全くないんです。軽々しくそんなことを言わないでください。繰り返しますが、世の中にはデジタル機器に疎い人が未だにたくさんいます。マイナンバーカードを健康保険証として使うことすらままならない人たちも多いんです。そういう人々を切り捨てるようなことはやめてください。そういうのって、モーニング娘。の『ザ☆ピ~ス!』など、愛と平和の歌を作りつづけてきたつんく♂さんの世界観にも反するのではないですか? ご検討のほど、よろしくお願いいたします。

弓桁朱琴ちゃんの名前を覚えたい

モーニング娘。'26の弓桁朱琴ちゃんのプロフィールのスクリーンショット
『ハロー!プロジェクト公式サイト』(アップフロントプロモーション)より引用。モーニング娘。'26の弓桁朱琴(ゆみげた あこ)ちゃんのプロフィール

 45分くらいの時間と、かめはめ波1回ぶんくらいの気力を費やして、僕は『エムハロイベント vol.11』への申し込みを完遂しました。梨華ちゃんやったよ! 8月20日は木曜でド平日だから、おそらく当選すると思います。梨華ちゃんに7か月ぶりに会うのが楽しみで、今から不整脈が出そうです。ここ数年の僕は不整脈に悩まされていて、たまに心臓が一時停止するのです。生きた心地がしません。でもいつも、梨華ちゃんのことを想って息を吹き返しています。梨華ちゃんが大好きで、また梨華ちゃんに会いたいという気持ちが、僕の心臓を動かしているのです。

 今度のイベントは、モーニング娘。'26の弓桁朱琴ちゃんと2人で催すイベントなんだけど、僕は近年のモーニング娘。にはひどく疎いため、失礼ながら弓桁さんのことを存じ上げませんでした。名前の読み方すらわからなかったので、梨華ちゃんに似て真面目な人間である僕は、さっそくハロプロの公式ホームページを訪れて弓桁さんのプロフィールを確認しました。「ゆみげた あこ」って言うのか。素敵な名前だなあ。僕は「ゆみげた あこ」と何度も読み上げ、名前を記憶しました。でも年のせいか、翌日の夕方には忘れていました。「朱琴」を「あこ」と読むのは可愛らしいけれど、おじさんには難易度が高いです。8月20日のイベント当日までには、しっかり名前を覚えて、ブログなども読んで勉強しようと思います。梨華ちゃんも僕と同じように近年のモーニング娘。に疎く、とても真面目なので、今ごろ「ゆみげた あこ、ゆみげた あこ」と連呼していることでしょう。梨華ちゃん、お互いがんばろうね。

梨華ちゃんのTシャツを着てリフティング

YouTube動画のサムネイル。大宮公園で、石川梨華ちゃんのTシャツ(濃いピンク色)を着てリフティングの練習をしているおじさんが写っている
【ガチ恋おじさん】サッカー初心者がW杯に備えてリフティング練習をした日 - YouTube

 ところで先日、僕のYouTubeチャンネル『ガチ恋おじさんふちりんのゆるふわな日常』に新しい動画を投稿しました。ワールドカップに備えて、大宮公園でリフティングの練習をしている様子を収めたVlogです。ハイドレーションブレイク(飲水タイム)には、梨華ちゃんの写真集「風華(かざはな)」を木陰で眺め、その可愛さに悶えたりしています。4分くらいの動画です。もしお時間あればご視聴ください。

大宮公園の木陰に座り、石川梨華ちゃんの写真集を見ながら悶えているおじさんの写真
YouTube動画より。石川梨華写真集「風華」(撮影 根本好伸、キッズネット、2008年)を見ているふっち君。梨華ちゃんはこのとき23歳

バースデーイベントのレポートの続き

渋谷駅前のスクランブル交差点の写真。雲一つない青空である
渋谷駅前、スクランブル交差点

 渋谷駅で降りると、「ガザの人々を虐殺するのはやめろ!」と叫んでいる人たちがいました。僕は、梨華ちゃんがセンターで歌っていることもあって、モーニング娘。の『ザ☆ピ~ス!』が大好きです。あの曲で歌われているような世界が、僕にとっての理想です。好きな人が、自分に優しくしてくれたというそれだけで、幸せな気持ちになれる世界。そういうものを僕は強く望んでいます。それを理不尽に破壊していく戦争も虐殺も、僕は大嫌いです。だから渋谷駅前の人々と一緒になって平和を叫びたい気持ちはありました。しかし僕には時間がなかった。これから梨華ちゃんのバースデーイベントに出席しなくてはならなかったのです。僕は遠い中東の人々に思いを馳せながら、シダックスカルチャーホールへと歩を進めました。

 前方に、とても大きな丸い銀色のビルディングが見えてきたとき、僕は「ああ! しまった!」と思いました。ライブ用のピンク色のサイリウムを持ってくるのを完全に忘れていたのです。事前に買ってすらいませんでした。僕にはサイリウムを持参する習慣がない(使うとしても年1~2回である)上に、大宮から渋谷まで無事に辿りつくことに気を取られ、サイリウムの「サ」の字も僕の頭には浮かばなかったのです。「もしかしたら、コンビニに推し活コーナーがあるかも…!」と思い、近くのセブンイレブンに入ってみるも、そんな都合のいいコーナーはなかった。「渋谷にはドン・キホーテがあったよなあ…」と思い、スマホでGoogle先生に尋ねてみると、それは渋谷109の辺りにあり、シダックスカルチャーホールからは遠く、ドンキにサイリウムを買いに行ったら開演に間に合わない可能性があり、泣く泣く断念しました。

 僕はライブ中、梨華ちゃんの存在を感じることに脳のリソースがほぼ全て費やされるために、曲の振りを覚えて実行することができません。なのでいつも曲のリズムに合わせて身体をゆらゆらさせています。他者からはいわゆる「地蔵」と呼ばれるかもしれません。でもそういう蔑称で呼ばれることは避けたいから、サイリウムを持ちたかった。ピンク色のサイリウムを手に持ってそれを振ってさえいれば、ライブにちゃんと参加している感が出ます。かなり出ます。おそらく人々から「地蔵」と蔑まれることはないでしょう。だから僕はサイリウムを手にしたかった。きっと梨華ちゃんにとっても、サイリウムの数は多ければ多いほどいいでしょう。それだけ大きな愛を感じられるだろうから。僕はサイリウムについて失念していたことを深く悔やみつつ、横断歩道を渡り、大きな丸い銀色のビルへと入っていきました。

渋谷シダックスカルチャーホールのある銀色のビルの写真

 バースデーイベントが行なわれるシダックスカルチャーホールは、この未来的なビルの8階にあります。僕は係の人に案内されてエレベーターに乗り込みます。すると、梨華ちゃんヲタらしき人2名が、遅れてやってきたので、僕は「開く」ボタンを押して待ちました。1人は男性、もう1人は女性でした。年齢は僕(46歳)より少し若いでしょうか。2人はそれぞれ単独で来ている様子でしたが、彼らはほぼ同時に、同じような礼儀正しさで、申し訳なさそうに「ありがとうございます…!」と言いました。僕も礼儀正しく、申し訳なさそうに「いえいえ…!」と答え、礼を言われるほどのことじゃないですよ…! と思いました。そして、「オタクは推しメンに似る」という格言が頭に浮かびました。そのときエレベーターで8階に向かっている僕ら3人が、とても梨華ちゃんに似ているように感じたのです。つづく。

*1:モーニング娘。の卒業生など、ハロー!プロジェクトOGが所属するグループ。「エムラインクラブ」と読む。僕はそのファンクラブの会員である。

*2:「ゆみげた あこ」と読む。2023年5月23日にモーニング娘。に加入した。