ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋するおじさんの記録

石川梨華・辻希美ファンクラブイベント2025~I LOVE 4期~に行ってきました(その3)

『エコモニ。』の公式生写真(株式会社アップフロントグループ)。左が道重さゆみちゃん、右が石川梨華ちゃん。2004年6月に結成された。

 8月になりました。死ぬほど暑いです。20年くらい前に、モーニング娘。が「熱っちぃ地球を冷ますんだっ」と叫び、石川梨華ちゃんと道重さゆみちゃんはエコモニ。を結成してエコロジーについて啓発していましたが、今こそ、その言葉や活動が必要だと強く感じます。この調子で行くと、そう遠くない未来に、地球は人の住めない星になるのではないかと危惧しています。核戦争を起こしたりするのもやめてほしいです。

 なんてことを考えながら、スマホでInstagramを見ていたら、梨華ちゃんの投稿に目が留まりました。今日は配偶者と2人でデートをしている、という趣旨の一文とともに、どこかのカフェの写真が載せられ、配偶者の姿が少し写っています。彼の顔は見えませんが、僕は未だに梨華ちゃんに恋をしているので、それを見て結構なショックを受けました。でも梨華ちゃんは悪くありません。梨華ちゃんは、Instagramにはこういう写真を載せることをあらかじめ我々オタクたちに周知していたから。僕はそれを知った上で、あえて梨華ちゃんのインスタを見に行ったのであり、悪いのは僕です。目の前の森に地雷が埋まっていると分かっていて、自分からそこに突っ込むようなものです。梨華ちゃんのデート写真の衝撃の余韻が残った状態で、今この日記を書いています。ややつらいけれど、頑張ります。

イベント当日の僕の部屋

 5月17日、イベント当日のお昼ごろ、「今回はVlogの動画は撮らずに、写真だけを撮ろう」と決めて自宅を出ました。今回の4期イベントの会場は、4か月前の梨華ちゃんバースデーイベントの会場と同じであり、そのときのVlogと同じような動画になりそうだったからです。僕はパニック障害という病を抱えているので、家を出るときに予期不安がありました。「予期不安」とは、パニックの症状が出たらどうしよう!という不安です。その不安が高まると、本当にパニックの症状が出ます。過去にパニック状態になったときの不安や恐怖が、脳に深く刻みつけられているために、トラウマのようになっているのです。しかし予期不安が生じてるくらいで4期イベントを欠席するわけにもいかず、「大丈夫。行って帰ってくるだけだから…!」と自分に言い聞かせ、梨華ちゃんのポスターに「じゃあ会場で会おうね!」と告げて家を出ました。

JR大宮駅にて
渋谷に向かう電車の中
雨の降る渋谷
忠犬ハチ公は大人気
渋谷駅からイベント会場へ向かう

 僕は自宅から大宮駅に向かう途中、モーニング娘。さくら組の『さくら満開』(作詞・作曲 つんく)を小声で歌っていました。電車に乗って渋谷駅に向かうときには心の中で歌い、渋谷駅からイベント会場へと歩きながら口ずさんでいました。今やすぐ近くにいる梨華ちゃんのことを想い、「もう言葉にならないくらい 恋の花が満開」と。「だからねえ 告白したら抱きしめて 優しく…」と。「おじさんがそんな曲をしみじみ歌うなよ! それは女の子が歌う曲だろ!」という声が聞こえてきそうですが、僕は45歳のおじさんだけれど、それでも女の子なのです。桜が満開になるかのような恋もするし、勇気を出して告白したら抱きしめてほしいのです。僕は「おじさんだって女の子なんだよ?」と声に大にして言いたい。 これはゲーム実況者のドグマ風見さんがよく言っていたセリフで、僕はとても気に入っています。気に入りすぎてTシャツを買ってしまったし、YouTube動画まで作ってしまいました。


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 僕は『さくら満開』を口ずさんでいるうちに、「名曲だなあ…」としみじみ思い、ついにはYouTubeに歌ってみた動画を投稿しました。真夏に桜の歌をアップするのはどうかと思ったけど、来年の春までは待てないので上げました。もし6分ほどお時間ありましたらお聴きください。梨華ちゃんのことを想いながら歌っていたら切なくなりました。


【ガチ恋】モーニング娘。さくら組の「さくら満開」を歌ったら切なくなりました - YouTube

石川梨華・辻希美ファンクラブイベント2025~I LOVE 4期~に行ってきました(その2)

 5月17日に、『石川梨華・辻希美ファンクラブイベント2025~I LOVE 4期~』に参加した僕は、6月3日にレポートの第1弾を投稿しました。そして7月3日にこの第2弾を書いているわけですが、イベントの日にどんな出来事があって、どんな感情を抱いたのか、その記憶がだいぶ薄らいできています。イベントの日からおよそ1か月半も経てば、そうなるのも当然であり、バースデーイベントのときみたいに、「鉄は熱いうちに打つべし! 打つべし!」と思いながら早めに書くべきだったのかもしれません。

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その1)
https://fuchirin.com/entry/2025/01/21/195757

2025年1月13日、バースデーイベント帰りの立ち飲み日高にて。もつ煮込みの上は、石川梨華ちゃんの2L生写真(株式会社アップフロントクリエイト)

 しかし僕は、バースデーイベントの日記(全7回)の執筆をがんばり過ぎて疲れちゃっていたし、ふちりんファンクラブのnote記事も週1で書かなくてはならないので、4期イベントの日記は後まわしになっていました。いちおう主要な出来事や感慨は、イベントの直後にメモしてあるのだけれど、それを読んでもピンとこない箇所もいくつかあります。それでも僕は、メモを頼りに記憶をよみがえらせつつ、レポートの続きを書いていく所存ですので、みなさん、お付き合いのほどよろしくお願いいたします。ふちりんファンクラブのほうにも遊びに来てもらえたら嬉しいです。

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 ちなみに僕は、このはてなブログやnoteだけでなく、YouTubeもやっています。大宮アイドールのライブ会場とかに行くと、よく知り合いから「YouTuber!」と呼びかけられます。僕はいわゆる底辺YouTuberなので、そう呼ばれるたびに、穴があったら入りたい気持ちになります。悪意はないんだろうけど、できれば普通に名前を呼んでほしいです。


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 まあそれは置いといて、僕のように、文章と動画の両方から「アイドルを好きでいること」を表現しようと試みている人間は、世界を見渡してもあまりいないと思います。日本でも数人しかいないのではないでしょうか。僕はSNSをほとんど見ておらず、アイドルオタク界隈の動向について詳しくないから、もしかしたら結構いるのかもしれないけど、AIに指示して書かせるのではなく自力で長文の日記を書くのは骨の折れることだし、アイドルを応援する自分を撮影・編集してVlogをつくるのはそれに輪をかけて大変なことです。また、男前でも美女でもないオタクがそんなことをしても大して注目されないし、大してお金も稼げません。タイパやコスパが重要視される昨今、そんなことをする酔狂な人間が日本に何人もいるとは考えにくいです。世界で僕ひとりしかいないのではないか、という気もしています。もし僕以外にも、文章と動画の両面から表現をしているオタクがいたら教えてください。その人と友達になって、日記やVlogの苦労話で花を咲かせたいです。

石川梨華・辻希美ファンクラブイベント2025~I LOVE 4期~に行ってきました(その1)

 3か月くらいの月日をかけて、やっと『石川梨華バースデーイベント2025』の日記を書き終わったと思ったら、それから間もない5月17日、『石川梨華・辻希美ファンクラブイベント2025~I LOVE 4期~』が開催され、僕は慌ただしくそれに参加しました。

 梨華ちゃんに頻繁に会えるのは嬉しいけれど(同時にえも言われぬ哀しみも覚える)、4か月後にまたイベントがあるというのは、ちょっとしんどいですね。僕が若い頃だったら毎月イベントがあっても余裕だったけど、45歳で心身共にボロがきている今となっては、半年に1回くらいが丁度いいペースです。でも今の梨華ちゃんは、アイドル活動に対するやる気が満ち満ちているようなので、秋口あたりにまたイベントがありそうです。ディナーショーをやりそうな予感がしますね。

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 長引く物価高によりお財布の事情が厳しいので、ディナーショーは、チケット代が安かったら行きます。1万円以上だと厳しいですね。その点、5月17日の“梨華ちゃん辻ちゃん4期イベント”はお安めの価格で助かりました。会場は『石川梨華バースデーイベント2025』と同じ、渋谷シダックスカルチャーホールでした。あの未来的な、丸っこい銀色のビルディングの8階です。

未来的な丸いビル

 僕はあのビルを目にするたびに、「丸いビルだ」と思います。そして同時に、あいぼんこと加護亜依ちゃんがめちゃイケの特番に出演したとき、英文和訳の問題で「ちょうだい、そのながいビルを…」と回答して爆笑を博したことを思い出します。その英文は「Please hold on me as long as possible.(できるだけ長く私を抱いてください)」でした。「possible」の「ble」の部分を「ビル」と捉えたわけですね。天才だと思います。

2003年4月5日放送、フジテレビ『めちゃ×2イケてるッ!キダムじゃなくて期末が来ました。岡女。も来てるよ来てるね~SP』より

 そんな加護亜依ちゃんは、諸事情により、今回の4期イベントには不参加でした。さみしかったです。また、よっすぃ~こと吉澤ひとみちゃんも、諸事情により不参加でした。せつなかったです。他方、梨華ちゃんと辻ちゃんは、これと言った事情がなかったため、2人で仲良く出席しました。

 そして僕も、妻や恋人に「梨華ちゃんのイベントになんか行かないで! 私と梨華ちゃん、どっちが大事なの?」と詰問されるようなことはなかったため、出席しました。梨華ヲタの友達は一人もいないから、一人ぼっちで。

 ちなみに僕には、妻どころか恋人すらいません。心身の調子が悪すぎるので、恋人をつくるどころではないのです。その日その日を何とか生き延びるので精いっぱいです。それに、僕は未だに梨華ちゃんに片想いをしています。今の僕にはそれで充分なのです。恋人なんて要りません。

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その7 終)

 最後の曲、美勇伝の『恋する♡エンジェル♡ハート』を歌い終えた梨華ちゃんは、笑顔で手を振りながら舞台袖に消えていきました。僕は梨華ちゃんの姿が見えなくなるまで、ずっと微笑を浮かべて梨華ちゃんの目を見つめ、手をひらひらと振っていました。僕はよく、「ふちりんの手の振り方は優雅で、皇族の人みたいだね」と言われます。自分ではそんなつもりはぜんぜんないんだけど。普通の人と同じように手を振っているつもりなんだけど。それに僕は自動販売機のおつり口に手を突っ込みながら歩くような子供でした。高貴という形容詞からはほど遠い生活を送ってきました。そんな僕になぜそのような優雅さがあるのかは謎です。


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 最前列の人から順番に会場を出るようスタッフの人に促され、2列目の席にいた僕はわりとすぐに外へ向かって歩き出しました。8階のエレベーターの手前あたりで、別のスタッフが待ちかまえており、小さな写真を手渡されました。名刺ほどのサイズのそれは、着物を着ている梨華ちゃんの写真でした。ちょこんと正座して楽しそうな笑顔を浮かべ、ダブルピースをしています。「今年40歳でダブル成人式だから、着物を着ることにしたの」と梨華ちゃんは言っていました。「なんてチャーミングな40歳なんだ!」と心の中で感嘆しながら、その小さな写真を財布の中にしまい、他の6人くらいの梨華ちゃんヲタと一緒にエレベーターに乗り込み、1階へと降りていきました。

 僕には梨華ちゃんヲタの友人が一人もいない(こんな破廉恥な日記を書いていたらいなくて当然である)ので、まっすぐに渋谷駅へと向かいました。「今日この会場に来ていた梨華ちゃんヲタの多くは、昔馴染みの友人たちと一緒に、この辺りの居酒屋で打ち上げ(兼 新年会)をするんだろうなあ」と思うと、寂しいような気もしたし、人間関係の煩わしさが無いのも悪くはないような気もしました。

 渋谷駅へ向かう道路沿いを歩いていると、「見て! 犬が運転席に立ってる!」という女学生らしき声が聞こえました。それから「 あはは。それより、さっきのベンツ…」という年配の女性の声が聞こえました。「ベンツなんかより、運転席に立っている犬のほうが重要だろう!」と思いながら、僕はキョロキョロと犬を探したけど、車の窓から首を引っ込めてしまったのか、犬の姿は見えませんでした。その車はベンツではなさそうだったので、年配の女性が言う「ベンツ」は違う車両のようでした。「会話の感じからして、2人は母親とその娘だろうな」と思いました。「お母さんはもっと犬に興味を持ってほしいし、犬の話をする娘さんにはもっと興味を持ってほしい」とも思いました。

 人びとのごった返す歩道をとぼとぼ歩いていると、梨華ちゃんが歌っていた美勇伝の『恋する♡エンジェル♡ハート』(作詞・作曲 つんく)が頭の中で繰り返し再生されました。もちろんさっきの映像付きで。僕は梨華ちゃんの歌声に合わせて、心の声で歌いました。「恋する エンジェル ハート 不器用でも 素直な言葉を伝えたい 恋する エンジェル ハート 溢れてくる この愛情を たった今この場で 叫んで みんなに自慢したい」と。でも僕は実際に叫ぶことはしませんでした。たった今この場で、渋谷のど真ん中で、「僕は梨華ちゃんが大好きなんです!」と叫んで自慢してみたところで、みんなに気ちがいを見るような目を向けられるだけだから。気ちがい扱いされることには慣れているけど、慣れているからと言って少しも心が傷つかないわけではありません。

 僕は『恋する♡エンジェル♡ハート』を心の中で歌いながら、以前YouTubeにこの曲の歌ってみた動画を投稿したことを思い出しました。梨華ちゃんを想いながら歌ったら、思いのほか熱唱してしまいました。もしお気が向いたらご視聴ください。チャンネル登録と高評価ボタンも押して頂けると欣喜雀躍します。最近は月に1〜2回、Vlogをアップしているので、よろしくお願いします。


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 渋谷駅で、大宮へ向かう電車に乗ろうとホームに立っていたら、やってきた電車(高崎線だったかな?)は15両編成ではなく10両編成だったため、目の前を通り過ぎてだいぶ向こうのほうに停車し、僕はあわてて駆け出しました。それは僕だけじゃなくて、5〜6人が一斉に僕と同じように走っていたので、何だか笑いそうになりました。

 僕は滑り込むようにして最後尾の車両に乗り、ほっと胸をなで下ろすと、電車の中でスマホのメモ帳を開きました。はてなブログに日記を書くために、今日の出来事を箇条書きでメモしていたら、あっという間に大宮駅に到着しました。このまま帰るのも味気ないので、僕は立ち飲み日高に行って、一人でささやかな打ち上げをすることにしました。

大宮駅東口

 東口の階段を降り、立ち飲み日高に向かって“すずらん通り”を歩いていたら、どこからかシャ乱Qの『上・京・物・語』が聞こえてきたので、何か運命的なものを感じました。

立ち飲み日高すずらん通り店にて

 僕は縦に細長い店の真ん中らへんに立ち、生ビールをちびちびと飲みながら、イベント後にスタッフから手渡された小さな写真を見つめます。何気なく裏返すと、そこには梨華ちゃんの後ろ姿が写っていました。「アップフロントのやることにしてはずいぶん凝っているなあ! 梨華ちゃん! 後ろ姿も世界で一番かわいいよ!」と思いました。

イベントで配布された、名刺サイズの石川梨華ちゃんの写真(株式会社アップフロントクリエイト)

 グッズ売り場で購入した2L生写真4枚セットをカバンから取り出して見てみると、そこには梨華ちゃんの姿がより大きく鮮明に写っていたので、

 梨華ちゃんハァ━━━(*´Д`)━━━ン!!!

 という顔文字と叫びが、まるでニコニコ動画のコメントのように心の中を流れて行きました。

石川梨華ちゃんの2L生写真4枚セット(株式会社アップフロントクリエイト)

 僕はその高ぶった気持ちのまま、生ビールを一気に飲み干しそうになったけれど、思いとどまって少しだけ口に含みました。なんとなれば、不整脈が出るのが恐ろしかったからです。最近、摂取したアルコールの量に比例して不整脈が出るのです。

公益社団法人ACジャパンのCM

 不整脈と言えば、このところフジテレビを見ていると、なかやまきんに君が検脈を促してくるCMがしばしば流れます。僕は梨華ちゃんに似て生真面目なので(オタクは推しメンに似ると申します)、CMできんに君に検脈を促されるたびに、左手首に指先を当てて脈を確かめています。今のところ、そのときに脈が乱れていたことはありません。「不整脈が出ないというのは、それだけでとても幸せなことだ」と最近つくづく思います。他のことがどれだけ充実していても、好きな女性に愛され、富や名声や自由があっても、不整脈がたびたび起きていたら、いちじるしく不幸だと個人的には思います。

立ち飲み日高のおすすめは、もつ煮込みと焼き鳥です

 僕が飲酒に関して医師に言われているのは「1日2杯まで」ということだけど、心臓のあたりに不整脈の気配が色濃く漂っていたので、生ビール1杯だけでお会計をしました。合計で税込880円。食べたのは、焼き鳥の“ぼんじり”の塩2本、もつ煮込み1杯で、安い上にとても美味でした。

 帰宅して自室に入り、ダッフルコートを脱ぐと、僕はベッドにゆらりと腰を下ろし、「はあ…。梨華ちゃん可愛かったなあ。今までで一番、可愛かったなあ」と誰にともなく言い、枕元に置いてある梨華ちゃんの写真集を手に取り、ひしと抱きしめ、「梨華ちゃん、好きだよ…」とつぶやきました。そしてサンボマスターの『I Love You』を歌いたい気持ちになり、今日買った梨華ちゃんの2L生写真を見つめながら、泣きそうになるような想いで静かに歌いました。


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【ガチ恋】40歳になる石川梨華ちゃんが可愛すぎて病みました - YouTube

石川梨華バースデーイベント2025に行ってきました(その6)

 梨華ちゃんの色々に関するクイズコーナーで、僕は2問目までは正解したものの、確か3問目で間違えて脱落しました。よく覚えていませんが、それは梨華ちゃんの髪の長さと色についての問題だったような気がします。僕は梨華ちゃんの肉体には興味があるけれど、ヘアースタイルにはそれほど興味がないみたいです。

 僕が梨華ヲタ失格の烙印をおされたあと、梨華ちゃんの好きなお酒に関する問題が出ました。「私が好きなお酒は、ハイボールと生ビールのどちらでしょう?」という問いだったと思いますが、後者は違う酒だったかもしれません。梅酒だったかもしれない。バースデーイベントが開催されてからもう2か月以上経っているので、その日の記憶の一部はかなりぼんやりしています。いい加減、この日記を終わらせたいです。書くべき日記が溜まってきているので。余談が多すぎるのが、なかなか終わらない原因だと思いますが、話があらぬ方向に向かってしまうのが人間の文章の魅力であり、生成AIにはできないことだと僕は考えていますから、今後もちょくちょく脱線すると思います。すみません。

 僕が意外だったのは、このお酒の問題を間違えるオタクが多かったことです。梨華ちゃんの肉体については熟知しているが、その他のことはあまり詳しくない僕ですら、梨華ちゃんが“ハイボール好き”であることは知っていました。だって去年のバースデーイベントでそう言っていたから。その日の帰り道、大宮の立ち飲み日高に寄って、梨華ちゃんに合わせてハイボールを飲んだことをよく覚えています。みんな、意外と梨華ちゃんのことをよく知らないのかもしれません。みんな、世間体を気にして格好つけているだけで、最も興味があるのは、本当は梨華ちゃんの肉体なのかもしれません。僕と同じように。

 そういえば昔、梨華ちゃんの写真集『Lucky☆』の発売イベントとして、新宿の書店で握手会が催されたとき、僕の近くに並んでる若いオタクがこんなことを言っていました。彼は連れと話をしながら、「俺は梨華ちゃんの水着姿が見たいわけじゃないんだよね。普通の可愛い服を着ていればそれでいいんだよ」とか言っていたので、「嘘をつけ! 梨華ちゃんの水着姿に興味のない年頃の男子がいるわけないだろ! 本当は僕と同じように、夜な夜な梨華ちゃんの水着写真でオナニーしてるくせに!」と思いました。ちなみに今の僕は、そういう決めつけはしません。性の多様性に反するので。“梨華ちゃんの水着姿に性的な興味は抱かないが、梨華ちゃんのことが大好きな男子”もいるし、“梨華ちゃんの水着姿に性的な興味を持っている女子”もいるだろう。そう考えています。ただ、多くの梨華ヲタは格好をつけて“梨華ちゃんを性的な目で見ていないフリ”をしているだろうな、とは思っています。

 ところで梨華ちゃんは、ハイボールの中でも特に角ハイボールがお気に入りみたいです。「梨華ちゃんはきっとお金持ちだろうのに、庶民的だなあ!」と思いました。僕は最近、お酒を2~3杯飲むだけで不整脈が多発します。それは心臓が一瞬停止する感じの不整脈です。頻発すると「あれ? 僕はもう死ぬのかな?」と思って不安になります。なので積極的にはお酒を飲まないようになったんだけど、たまに少しだけ飲みます。近所のスーパーで買った1,000円弱のウイスキー、TEACHER'Sをお湯で割って飲むのが好きです。冬は身も心も芯からぽかぽかと温まります。

 これは梨華ちゃんにも是非おすすめしたいですね。「角ハイボールもいいけど、TEACHER'Sのお湯割りも美味しいよ!」って。そしてできれば、2人きりでバーとかに行ってしっぽり飲みたいです。でもそれは流石に梨華ちゃんの配偶者に怒られそうなので、やめておきます。

 梨華ちゃんはこのバースデーイベントで、「当時、実はこんなことがあったの」みたいな打ち明け話をいくつかしました。しかしそれらの打ち明け話は、僕の心を傷つけることは少しもありませんでした。かつてアイドルだった人がテレビやYouTubeに出演して「昔、実はこんなことがあったんです」と告白しているのを、最近しばしば見かけるけど、それらの告白の内容は、当時そのアイドルを応援していたファンの心や、今でも好きなファンの心を傷つけるようなものが多いです。そのほうが視聴率が取れるし、再生回数も回るのかもしれないけど、僕はそういう元アイドルをわりと軽蔑します。「視聴率や再生回数よりも大事なものがあるんじゃないですか?」と問いかけたくなります。僕はべつにその元アイドルのファンでもないんだけど、それでも。

 梨華ちゃんはAround40の今でも、ことあるごとに「アイドル石川梨華として」みたいなことを言います。梨華ちゃんが“元アイドル”の人たちと違って、ファンの(ファンだった)人たちの心を傷つけるような告白をしないのは、今でも自分はアイドルだと思っているからなのだろう。そう僕は思います。


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 楽しかったクイズコーナーが終わると、いよいよ梨華ちゃんのソロライブが始まり、オタクたちは「待ってました!」とばかりに立ち上がり、ピンク色のペンライトを灯しました。この夜に歌われたのはモーニング娘。の『ハッピーサマーウェディング』と、美勇伝の『恋する♡エンジェル♡ハート』です。『ハピサマ』は、梨華ちゃんの記念すべきデビュー曲であり、とても多幸感あふれる名曲です。梨華ちゃんが「一生懸命、恋、しました!」というなっち(安倍なつみ)の台詞を言ったとき、僕は「オレモー!」と心の中で叫びました。これは地下アイドルの現場ではよく発せられる合いの手です。


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 例えばLapisの『禁断リミテーション』という曲では、「ずっと言えなかった 大好きでした」という歌詞のあと、オタクは「オレモー! オレモー! オレオレオレオレ、オレモー!」と叫びます。そして「オレモー! オレモー! オレオレオレオレ、しゃーいくぞー! タイガー! ファイヤー!(以下略)」と絶叫します。もし僕がこの一連の叫びを声に出していたら、周りの梨華ヲタたちに殺されていたかもしれません。ハロプロ系の現場でMIX(タイガー! ファイヤー!のやつ)を打つと殺される、というイメージを僕は持っています。実際には殺されはしないだろうけど、それに近い仕打ちは受けるんじゃないでしょうか。


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 次の『恋する♡エンジェル♡ハート』は美勇伝の中でも屈指の名曲で、オタクたちからこよなく愛されています。ハロプロ系の現場でしばしばカバーされている、非常に盛り上がる曲で、この夜の現場でもオタクたちは熱狂的に踊り、叫びました。僕は病的に内気な人間なので、いつも通り身体をゆらゆらさせるだけでしたが、心の中の小さな僕は熱狂的に踊り、叫んでいました。その小さな僕は、それだけでは飽き足らず、涙まで流していました。ふと気がつくと、その心を包み込んでいる大きな僕も、涙ぐんでいました。ステージ上の梨華ちゃんの姿が少しぼんやりして、まるで夢の中にいるみたいでした。でもそれは夢ではなく現実でした。僕がここで身体をゆらゆらさせ、梨華ちゃんがすぐそこで歌っているのは、紛れもない現実でした。そして、僕の胸の“ときめき”もまた現実のものでした。その“ときめき”は、誰が何と言おうと“疑似”なんかではなかった。この涙が喜びの涙なのか、哀しみの涙なのか、いったい何の涙なのか、それは分かりませんでした。とにかく僕は目頭が熱くなり、今にも両目から涙がこぼれ落ちそうになっていました。僕はそれを指先でさり気なくぬぐい、微笑を浮かべました。梨華ちゃんが僕の涙を見て、心配してしまうことのないように。