梨華ちゃん、ねえ、梨華ちゃん。僕は、酔っているよ。君に、酔っているのかな。酩酊だ。いや、泥酔だ。僕は酒を、呑みすぎた。君が、僕を無視するからだ。
そうか、5年目突入かあ、月日の経つのは早いね。光陰矢の如しだよ、梨華ちゃん。どうだい、僕はじつに知的だろう。光陰矢の如し、なんて知的な言葉が口をついて出るんだよ、僕は。
今日は、梨華ちゃんが僕の家に遊びにくる日だ。わくわく。楽しみだな。梨華ちゃんと、いろんな話をしよう。ピンポーン。あ、梨華ちゃんが来たみたい。
外へ出ろ。今すぐ、外へ出るんだ。そうだ、表へ出ろと言っている。さあ、僕と一緒に山へ行こう。あのさびしい裏山に、二人で一緒に行くんだ。
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