生きることの苦しみを味わった。死のうかと思った。死にたくなった。僕はおそらくここに居なくてもいい人間だ。居るべきではないのだ。僕がここに居るだけで、他の全く落ち度の無い人間にまでいらない気苦労をかけてしまう。何の意味もない独りよがりの自己愛のために、それだけのために、平穏素敵で理想的な人生を謳歌している善良な人びとを苦しめてはならない。僕は自分の中だけで完結すべきなんだろう。それが何よりも優先して決定されるべきことではないのか? くだらない自己愛。そう、僕は結局のところ、自分が好きなだけで、他の誰も愛してはいないのだ。そんな僕は、他人と触れ合ってはいけないのだろう。迷惑をかけるだけなのだ。何の魅力もない、人に甘えているだけの、人を傷付けるばかりの僕は、誰とも触れ合うべきではないのだ。僕は人の愛しかたを知らない。自分を愛することしか知らない。どうしてだろう? どうにもならない。どうにかなるとでもいうのか?*1*2