上尾のおばあちゃん家に行ってきた。
中途半端に酒を飲んだ。すっげーだるい。極めて鬱だ。
いとこが子供(幼女3〜5歳?)を連れてきていて、
僕はその幼女と遊んであげた。
彼女は相当にかわいい。
将来はとんでもない美人になるだろうと思う。
石川梨華ちゃんより可愛くなると、断言してもいい。
彼女はワンピースを恥ずかしげもなく大胆にめくり、
「うわーい、見せちゃう」
などと言って、パンツおよび乳首を僕に向けて露出してくる。
目のやり場に困る。まさか、喜んで見るわけないだろう!
いくら僕が変態だからと言って! 馬鹿にしないでくれ!
「あんまりパンツとか見せちゃいけないよ」
ってね、軽く注意しといた。
あと、彼女は、「ちんちん」とか、すごく言うね。
破廉恥なんだよ、とにかく。こっちが赤面するよ。
「あんまりちんちんとか言っちゃいけないよ」
って、軽く注意しといた。
僕は、どうやら子供には好かれる。モテモテなんだよ、幼女に。
馬鹿だからな。幼女は。美的センスも、知恵もないから。
僕のおぞましさに気付かないんだよ。
僕の容貌の醜さに気付かないんだよ。
僕の精神の汚さに気付かないんだよ。
彼女は僕を良い人間だと思ってるわけでも、僕を愛してるわけでもない。
彼女は、ただ、僕の醜さに「気付かない」だけなんだ。
知恵が多少なり付いてくると、僕の精神の気持ち悪さに気付いてしまうんだ。
美的センスが付いてくると、僕の容貌の気色悪さに気付いてしまうんだ。
その証拠に、親戚の女の子は、成長するにつれ、どんどん僕から離れていく。
僕を汚いものでも見るみたいにして見るようになる。なんだあの目は。
おそろしい、あの目。人を死に追いやりかねない目つき。
僕の存在を全否定するようなあの冷たい視線。
不安だ。とても不安だ。
僕は、どうしてこうも、奇形なんだ?
容貌も、精神も、歪んでいる。
僕は、なんで、奇形なんだ?
奇形なんだろ? そうなんだろ?
だから人に愛されないんだろ?
気持ち悪くてしょうがないんだろ?
僕だって気持ち悪いんだよ、自分が。
他人が見たら、もっと気持ち悪いに決まってる。
人に愛されるって、どんな感じなんだろう?
人から、他人から、存在を全肯定されるって、どんな感じだろう?
いったいどんな気持ちになるんだろう?
きっと幸せなんだろうな。とっても幸せなんだろうな。