ふっち君の日記。

石川梨華ちゃんにガチ恋するおじさんの記録

僕が中学2年生のときに書いていた痛い日記が出てきました

大学ノートに書かれた中学時代の日記の写真
僕が14歳の頃に書いていた日記

 僕が中学2年のときにつけていた、非常に痛い日記が押入れの奥から出てきた。中2の時の僕は、安達祐実ちゃんに恋をしていたらしい。いま書いてるこの日記と、ほとんど同じことが書いてある。以下、その内容の一部を記す。

1994年12月31日
 年が明け、学校が始まったら、家なき子の下じき使おう。みんなに何か言われてもいい。安達祐実さんのわる口なんかどんなやつにも言わせるわけにはいかないんだ。つらい時悲しい時は、安達祐実さんの顔を見て、元気を取りもどすんだ。いいじゃあないか。べつに。かわいいんだから。あこがれだよ。僕なんかじゃとても手の届かない、雲の上の人だよ。あの人は。だから、どうせひがんだって始まらないし、そんなことより、応えんしてやろうぜみんな! 心を広く持てよ。みんな、なんかちっぽけな人間だよ。僕だってそうだけどさ、きゃっかん的に見てるとホントにバカだよな。あいつら。ヘンだよ。わからないよ。いったい何考えてんだ? すべてにあてはまるんだ。よくわからないよ。まあいいや。そんなことはどうでもいいんだ。どうでもね…。さてと、刻一刻と僕の死は近づいてるわけだけど、それでもオレは生きつづけてるんだよな。ハッなに言ってんだろ。そう、何を考えてるか、誰にもわからない。けっきょく人間なんつーものは自分がよけりゃそれでいいのさ。人はうらぎるんだよ。

 ひどいんだ。痛いんだ。ほかのページを見たら、もっとひどいことが書いてあった。

『REX 恐竜物語』のパンフレットの写真
角川春樹監督『REX 恐竜物語』(松竹)のパンフレット。主演は安達祐実

1995年3月15日
 今日は、学校サボった。むひ。勉強すると決心したのになんかしてねえし。こんなもんだよ、こんな男なんだよオレは。見たか、どうだ、なさけない男だろ? はは、笑っちゃうね。この何のとりえもないバカな男が、あの、あの、安達祐実を好きなんだぜ? あの才能あふれる安達祐実を。こんな男が。結婚したいとまで思ってんだぜ? そんなに好きなんだぜ? だからってどうにもなるもんでもないのに、ハハハ…。笑ってくれよ…。このみじめな男を。笑えよ! 笑えっつってんだろ! どうせむくわれねえんだよ! ムダなんだよいくら手紙だしたってへんじはくるわけないし! おかしいんだろ? てめえみてえな奴が安達裕実に好かれるわけねーだろバーカとか思ってんだろ? かげでコソコソいってんじゃねえよ! わかってんだよ! わかってるんだ。オレだっていくら好きになったって、あの子と会えるわけもないし、知り合いになるきっかけもない、ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! ちくしょう! 別にね、こんなことはどうだっていいこと……なのか? おい! ちがうだろ! どうだっていいことじゃねえんだよ! 安達のことが頭からはなれなくてべんきょうもできねえんだ! だから、3学期末286点*1だったんだよ! くそ! くそ! くそ! はあ、あ、もし、君に会えるなら、あく手して、「がんばって下さい! 応えんしてます」と言えるのなら、死ぬ気で勉強して、「浦高」*2にでもどこでも行ってやるよ。そんなことありえないけどね。あえるなんて…。ああ、安達祐実、君はどういう性格しているんだい? TVとか見ていれば、だいたいわかるけどね、REXのパンフの祐実のさつえい日記、あれは一体…。あれは本当にあなたが書いたんですか? そうだとすれば、僕はますますきみをすきになるよ。ああ、あ、むなしい。何でそんなにかわいいのかい? そのかわいさはひきょうだよ。はんざいだよ。困るよ。フザけるな! あのなあ、てめえ、ろくでもねえ芸能人とけっこんしやがったらただじゃおかねえぞ! オレがそのあいてブッ殺してやる! うそだよ。君のえらんだ人ならいいよ。だれでも。ね。でも、やっぱり、イヤだなあ。ずっと処女でいて。ムリなおねがいかな。でも、そうであってほしい。君は聖なる女の子って感じだから。

 僕は、10年前、中学2年の時から、何も変わっていないし一つも成長していないことがわかった。安達祐実ちゃんが、石川梨華ちゃんに変わっただけだ。僕自身は中2のままだ。芸能人に真剣に恋をしてしまう、というこの幼稚きわまりない精神性。ちょっと待て、僕は今、この中学生日記を客観的に見て、非常に痛いと思った。僕の中身が変わっていないのなら、今のこの『ふっち君の日記。』も、客観的に見たら非常に痛いということなのか? うわぁ…。恥ずかしい…。僕ってなんなの? なんで成長しないの? 成長しないんなら生きてる意味ないよ。早く死ねばいいのに。

 一つも成長を見せない僕。そんな24歳の僕が、いま思っていること。それは、「ねえ梨華ちゃん、ずっと処女でいて。ムリなおねがいかな。でも、そうであってほしい。君は聖なる女の子って感じだから」です。

【追記:2026年6月15日】

 この記事を書いてから21年半の時が流れ、僕は46歳になりました。今でも僕は独身で、梨華ちゃんに激しく恋をしていて、そんな自分に驚きます。現在、梨華ちゃんは既婚者で子供も2人いるから、さすがに「処女であってほしい」とは思わないけれど…。また、「聖なる女の子だ」とも思っていません。今の僕は梨華ちゃんのことを、職業がアイドルである、一人の魅力的な女性だと思っています。結婚はあきらめました。いつか、ガストでまったりお茶できるような関係になりたいです。

*1:2026年6月15日追記:5教科で500点満点。僕はいつも400点を目指していた。

*2:埼玉県の公立高校の最難関。